2011年04月22日
『劇団太陽』中日新聞に!
「劇団太陽」は公演翌日の中日新聞に掲載されました

仕事に打ち込む大切さ 熱演
「劇団太陽」旗揚げ公演
高山市上岡本町の役者中田裕一さん(四〇)が「劇団太陽」を設立し十九日、同市民文化会館であった「新就職者を歓迎するつどい」で旗揚げ公演をした。仕事にこだわることの大切さを演劇を通して、出席した市内の二十六社百四十五人の若い社員に伝えた。
中田さんは二十八歳のときに市内の劇団に入り、実家の酒販店で働く傍ら、多くの舞台を踏み、全国公開の映画にも登場。地域に根ざした活動も展開し、市内の高校演劇部を指導するほか、今年一月には幼児から高校生の演技教室を始めた。
今回の旗揚げ公演は、市から「働くこと」をテーマに依頼を受けて上演。劇団太陽はまだ中田さん一人のため、演劇を通じて知り合った高山市の今井良枝さん(四〇)ら五人のが出演や脚本作り、音響などで協力した。
披露したのは「前略、石の上より」で、がまの油売りが偶然出会った零細うどん店の娘と結婚し、うどんの打ち方を研究して店を大きくする物語。中田さんと今井さんが夫婦を演じ、場面の変わり目にバレエダンスを取り入れるなど演出にもこだわった。
「麺のように軟らかな手ざわりと、石のように硬い包丁だこができていた。一心に一筋に仕事をしてきた人の手です」。夫の手を握ってこう話す妻のセリフに、会場の新人社員はじっと聞き入っていた。
高山市内のスーパーに就職した山下宗一郎さん(二二)は「主人公が職人として成長する過程を見て、目標にいちずに突き進む大人になりたいと思った」と話していた。
上演後、中田さんは「仲間に恵まれてよい作品ができた」と振りかえり「今は、”劇団ひとり”状態だが、いろんな人と協力しながら地域のために活動したい」と話した。
劇団太陽の問い合わせは中田酒店芸能事業部=電0577(68)2103=へ。
(中日新聞飛騨版より)
中日新聞さまより許可を得て掲載させて頂きました。


仕事に打ち込む大切さ 熱演
「劇団太陽」旗揚げ公演
高山市上岡本町の役者中田裕一さん(四〇)が「劇団太陽」を設立し十九日、同市民文化会館であった「新就職者を歓迎するつどい」で旗揚げ公演をした。仕事にこだわることの大切さを演劇を通して、出席した市内の二十六社百四十五人の若い社員に伝えた。
中田さんは二十八歳のときに市内の劇団に入り、実家の酒販店で働く傍ら、多くの舞台を踏み、全国公開の映画にも登場。地域に根ざした活動も展開し、市内の高校演劇部を指導するほか、今年一月には幼児から高校生の演技教室を始めた。
今回の旗揚げ公演は、市から「働くこと」をテーマに依頼を受けて上演。劇団太陽はまだ中田さん一人のため、演劇を通じて知り合った高山市の今井良枝さん(四〇)ら五人のが出演や脚本作り、音響などで協力した。
披露したのは「前略、石の上より」で、がまの油売りが偶然出会った零細うどん店の娘と結婚し、うどんの打ち方を研究して店を大きくする物語。中田さんと今井さんが夫婦を演じ、場面の変わり目にバレエダンスを取り入れるなど演出にもこだわった。
「麺のように軟らかな手ざわりと、石のように硬い包丁だこができていた。一心に一筋に仕事をしてきた人の手です」。夫の手を握ってこう話す妻のセリフに、会場の新人社員はじっと聞き入っていた。
高山市内のスーパーに就職した山下宗一郎さん(二二)は「主人公が職人として成長する過程を見て、目標にいちずに突き進む大人になりたいと思った」と話していた。
上演後、中田さんは「仲間に恵まれてよい作品ができた」と振りかえり「今は、”劇団ひとり”状態だが、いろんな人と協力しながら地域のために活動したい」と話した。
劇団太陽の問い合わせは中田酒店芸能事業部=電0577(68)2103=へ。
(中日新聞飛騨版より)
中日新聞さまより許可を得て掲載させて頂きました。